最も効率のいい振り方で○○耐え調整をすることのできるツールの使い方
こんばんは。
今回はTLで塾講師の飛騨先生の質問箱で耐え調整に関する話題が上がり、暇だったので記事を書くことにしました。
因みに、このツールはSMまでしか対応していないのでアーゴヨンやズガドーン、ツンデツンデの計算をすることはできません。
ではまず本題に入ります。
使うのはSurvival Calculatorというこのサイトです。
リンクを開くとこのような画面が出ます。
では使い方の説明に入ります(画像に書いた数字を使って説明します)
1.攻撃する側(以下調整先)のポケモン
そのままです。調整先のポケモンの名前を入力します。
2.調整先の技
これもそのままです。耐え調整をしたい技を入力します。
3.技の威力
基本的に自動的に入力されるので使うことは少ないです。アシストパワーなどの計算をしたいときに主に使います。
4.調整先の特性
特性が1つしかない場合は自動で選ばれます。
5.調整先の持ち物
そのままの意味です。調整先の持ち物を入力します。
6.調整先の性格
日本のダメ計ツールでいう↑-↓みたいな感じです。
Boostingなら↑、Neutralなら-、Hinderingなら↓、という認識でいいです。
7.調整先のランク補正
これもそのままの意味です。調整先のポケモンの攻撃、または特攻のランク補正を設定します。
8.天候、フィールド
名前の通りその場の天候やフィールドを入力します。
英語名は
Sun:晴れ
Rain:雨
Sand:砂嵐
Strong Winds:乱気流
Electic Terrain:エレキフィールド
Psychic Terrain:サイコフィールド
Misty Terrain:ミストフィールド
Grassy Terrain:グラスフィールド
となっています。
9.調整先のレベル
デフォルトでは50に設定されています。
10.調整先の攻撃、または特攻努力値
デフォルトでは252に設定されています。
11.調整先の攻撃、または特攻個体値
デフォルトでは31に設定されています。
12.調整先の攻撃回数
2耐え調整などをしたいときに使います。また連続技の場合もここで回数を設定します。
13.調整先の技をZにする
そのままです。Z技にしたいときにチェックを入れます。
14.調整先の技を分散ダメージにする
地震やマジカルシャインなどの範囲技を計算したいときに使います。
範囲技だと勝手にチェックが入ってしまうのでシングル勢の方々は注意する必要があります。
15.???
調整先のポケモンを保存できるっぽい??正直僕もよくわかってないです 有識者の方お願いします..
16.調整するポケモン
攻撃を受ける側のポケモンのことです。
17.調整するポケモンの性格
押すとこのようなものが出てきます。
Atkは攻撃、Defは防御、SAtkは特攻、SDefは特防、Spdは素早さとなってます。
+が補正がかかっている部分、-が逆補正がかかっている部分です。
英語の性格がわからなくてもこの二つの情報がわかれば性格を決めることが出来ます。ー
18.調整するポケモンの特性
4と同じで特性が一つしかない場合は自動で設定されます。
19.調整するポケモンの持ち物
5と同じです。調整するポケモンの持ち物を設定します。
20.調整するポケモンの防御ランク補正
そのままの意味です。防御のランク補正を設定します。
21.調整するポケモンの特防ランク補正
そのままの意味です。特防のランク補正を設定します。
22.調整するポケモンのレベル
これも9同様デフォルトでは50に設定されています。
23.調整するポケモンのHP個体値
デフォルトでは31に設定されています。
24.調整するポケモンの防御個体値
デフォルトでは31に設定されています。
25.調整するポケモンの特防個体値
デフォルトでは31に設定されています。
26.どれぐらいHPを残して技を耐えたいか
デフォルトでは0.01、すなわち1%でも残っていればいい設定になっています。
基本的にいじることは少ないです。
27.乱数何%で耐えられるようにするか
デフォルトでは100%、つまり確定耐えするようになっています。
28.調整にどれぐらい努力値を割いていいか
これが少ないと技を耐えることが出来ず、計算が失敗してしまいます。
基本的に508からいじらなくていいです。
とりあえず基本的な説明はこれで以上です。
では実際に使ってみましょう。
まず例としての攻撃特化雷パンチを2耐えすることのできる図太いの調整をしてみます。
左側はの英語名であるMega Blaziken、雷パンチの英語名であるThunder Punch、特化なので性格をBoosting、努力値を252、2耐えなのでダメージ回数を2に設定。
右側はの英語名であるToxapex、図太いの英語名であるBoldを性格に設定する。
そして一番下にあるCalculateというボタンを押すと、H252 B100の合計352の振り方が最高効率だということがわかる。
また、右上のComprative Attackというボタンにチェックを入れるともう一つ枠が出てきて、ポケモンを2匹入れられるようになり、特化の+2逆鱗と臆病の気合玉確定耐え腕白のような2匹を絡めた調整ができる。
(はずだったが、これを実際に計算してみたら耐えることが不可能と言われてしまったので多分バグっている。実際はH252 B108 D132で両耐えをすることができる。)
[追記:硬い爪の補正がバグで1.333倍に設定されているのが原因らしいです]
また、Best EVsというところを押すとこのような画面が出てくる。
これは定数関連の調整をしつつ、その中で最高効率の努力値配分を求めることが出来るものである。
Reduce Weather/Burn Damage:天候や火傷などのダメージをなるべく減らす(16n-1調整)
Reduce Leech Seed Damage:宿り木の種などのダメージをなるべく減らす(8n-1調整)
Reduce Life Orb Damage:命の珠などのダメージをなるべく減らす(10n-1調整)
Siturs After Super Fang:自然の怒りや腹太鼓などでHPが半分削れた後オボンを食べることが出来る(2n調整)
Four Substitutes:4回身代わりを貼れる(4n+1~3調整)
Five Subs with Leftovers:残飯込みで5回身代わりを貼れる(16n+1~3調整?)
とりあえずこんな感じです。
僕もこのツールについて滅茶苦茶詳しいわけではないですが何かわからないことがあればTwitterで聞いてほしいです。
ここまで読んでくれた方ありがとうございました!
追記:とどりこさんが僕の書いていない部分について詳しく解説した記事を書かれています。是非そちらも読んでみてください